読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

かのえさおり絵日記

インターネットマーケットサイトを中心に作家として活動しています。引っ越しを機に日記を書くことにしました。

【映画絵日記3】LE HAVRE 〜ル・アーヴルの靴磨き〜

f:id:kanoesaori:20160525113738j:plain

LE HAVRE (ル・アーヴルの靴磨き)2011年 ★★★★☆

監督 アキ・カウリスマキ

出演 アンドレ・ウィルム/カティ・オウティネン

題名の"LE HAVRE"はフランスの港町、ル・アーヴルを指します。丁度大学で研究テーマにしている画家がル・アーヴル出身ということで、見るしか無い!と思い見てみました(実際には研究には役立ちませんけど)。映画を見て、これ、「靴磨き」っていうフレーズ必要かなあ、、と思ったんですが、やっぱり靴磨きなんて言っているのは邦題だけみたいですね。

f:id:kanoesaori:20160525121851j:plainストーリー

フランスのル・アーヴルで靴磨きとして生活をするマルセル。彼は駅前や港近くで靴磨きをしては、妻アルレッティの待つ家に帰るという毎日を過ごしていた。稼ぎは微々たるものだが、質素な生活でも夕飯前のバー通いや、近所付き合いを楽しむ穏やかな毎日だ。しかしある時から妻アルレッティが入院することになる。それと同時に、ル・アーヴルの港にアフリカからの密航者が到着した。その船で密航して来たアフリカ人の少年イドリッサがマルセルの家に転がり込んで来てしまう。密航者をかばうことは罪に問われるが、罪の無い少年イドリッサを放っておけないマルセルは彼をかくまうことに決めるが・・・・

 

感想

ル・アーヴルの靴磨きなんていうタイトルと黒人の男の子のポスターしか予備知識がなかった私はすっかり、フランスで黒人の男の子が靴磨き職人になるハートフルストーリー!だと思い込んでいましたが、違いました。移民や政治をキーワードにしつつも、ル・アーヴルという小さな港町で静かに生活する人々の暖かい関係、その小さな世界を美しく描いた映画でした。

舞台がフランスなのでフランス映画、ではあるんですが、監督のカウリスマキフィンランド出身の監督。彼の他作品を見たことがないので、是非他のもみたいな〜と思っています。この映画の特徴は、色彩の美しさと、一見古い映画かと思ってしまうような画面の粗さです。レトロ可愛い映画というと、「タイピスト!」や「アーティスト」なんかが最近のもので人気ですが、どちらも現代の技術を生かした美しくクリアな画質で撮影された作品で、レトロな舞台を現代で再現しました。という感じ。でもル・アーヴルの靴磨きの映像は、本当に2011年に撮ったの!?というようなアナログ感があります。言うなれば前者が最新のデジタル一眼レフ的映像、後者は古き良きフィルム式の一眼レフ的映像。という感じです。この暖かい映像美はカウリスマキ監督の特徴でもあるみたいなので、是非他の作品も見てみたい〜〜!

f:id:kanoesaori:20160525122057j:plainみどころ

私がみどころ!として上げたいのは、映像美ももちろんですが、個性豊かなキャラクターたちです。もちろんディズニー映画のように個性際立つキャラクターが動き回るようなシーンは一切ないですが、繊細かつ個性的な描写で、登場人物の人間味が描かれています。時々使用されるキャラクターの顔をズームアップしたカットも、チェコシュルレアリスム映画のようで面白いですよ。一応ジャンルとしてはコメディ映画、ということになっているようです。

f:id:kanoesaori:20160525121926j:plain

もちろん主人公周辺の人物も魅力的ですが、特に役名も無い酒場にたむろす男たちなんかもとっても素敵なので、注目してほしいなと思いました!

f:id:kanoesaori:20160525122011j:plain

嬉しい!ゴリラいっぱいネイル〜〜

先日minneで私が販売しているゴリラいっぱい柄の携帯ケースを購入してくださった方から、とっても嬉しいメッセージが届きました!!

ゴリラケース↓

minne.com

 

なんとゴリラ柄を気に入ってくださって、ネイルにしてくださったんです・・・(震え)

友人のネイリストさんに3時間かけて描いてもらったというゴリラたち・・・みんなしっかりと顔も描かれていて、ポイントの手足もかかれていて、、こんなにちっちゃいのにきちんとゴリラに見えるなんてすごい!!!

私はまったくダメでした!(下のイラスト参照)

 

でももし町中で、ゴリラ柄のネイルをしている子がいたら、きっとかわいいだろうな〜〜と思います。最初はいったい何が描かれているんだろう・・・と凝視してしまいそうです。

 

いつも物を作るときは、これを身につけている子がいたらどんなふうに見えるかな〜。きっとかわいいかな?かわいくないかな?素敵かな?というのを想像しながら作っています。やっぱり作ったものはいっぱい使ってほしいし、つまりたくさん身につけてほしい!と思いながらデザインしているので、こうやって、新たな形でさらに体に密着した形で!私のデザインを身につけてくれるのはほんとーにほんとーに嬉しかった!!

メッセージをくださったknmintさん!ありがとうございました〜〜!!!(涙)

私のTwitterとインスタグラムには実際に送って頂いた画像を載せているので是非見てみてください〜ほんとに可愛い!

 

f:id:kanoesaori:20160524201633j:plain

 

私も自分で簡単な塗るだけセルフネイルをよくやるんですが、こうやってイラスト上でデザインを考えるのも楽しそうだな〜〜

New お気に入りのザクザクネイル

またネイルの話です。最近は本当にセルフネイルをすることが人生最大の娯楽になりつつあります。

最近買ったネイルがすごくお気に入りなので絵を描きました。キャンメイクのネイルです。キャンメイクのネイルを買うのは2回目ですが、塗りやすいし発色もよく乾きやすい!文句ない商品です。安いのに優秀〜〜。

f:id:kanoesaori:20160509215928j:plain

購入したのはキャンメイク カラフルネイルズ 82番です。シアーなホワイトにピンク・ブルー・パープル・イエロー・・・4色ぐらいのホログラムが入っているデザインです。ホログラム入りでもホロが少ないと塗っても塗ってもキラキラが出てこない物が多いですけど、これはザックザックホロが入ってるので、乗り過ぎ!!!ってぐらいホロが乗ります。

今年の夏はザクザクのホログラム入りのネイルが可愛いなーという気分。カジュアルだったりボーイッシュな服装でも爪だけガーリーにするとテンションあがります。やっぱり自分の爪が視界に入った時可愛いとウフウフ・・・って気持ちになるのでネイルは楽しいです。

f:id:kanoesaori:20160509220406p:plain

【映画絵日記】One Day

f:id:kanoesaori:20160509213628j:plain

One Day ★★★☆☆

監督 ロネ・シェルフィグ 原作 デイビット・ニコールズ

出演  アン・ハサウェイ / ジム・スタージェス

 

アン・ハサウェイ演じるエマと、ジム・スタージェス演じるデクスターは大学の同級生。正反対の性格の二人は大学の卒業式に出会い、意気投合、エマは自分の想いを隠しながらデクスターと親友の関係を続けます。

小説家になりたいけどなれないエマと、成功していくデクスター、お互いの別々の人生を歩み、すれ違いながらお互いの大切さを実感していく。

 

映画は大学の卒業式1988年7月15日から、始まり、2011年7月15日まで、2人が過ごした23年間の中の7月15日という1日を切り取っていくという構成で物語が進みます。

 1年ごとに成功したり、挫折したり、全く別々の人生を歩む中で、お互いの関係を模索しているような描写が素敵でした。私は特に繰り返し登場するプールのシーンが好きです。

f:id:kanoesaori:20160509213651j:plain

 一年の中で1日だけを切り取る方式というと、最近話題になっていた「6才の僕が大人になるまで」を思い出しますね。6才の僕が〜は、同じキャストを使い、1年ごとに3日間撮影し続け実際のキャストの成長とともに物語を進行させるという製作の方法がとても話題になりました(とっても面白かったです)が、ワンデイはもちろんそういった製作方法ではありません。しかし大学生時代のアンハサウェイから、大人のアンハサウェイへの成長の描き方はとても素敵でした。髪型や服装でとても素敵にその時々のキャラクターの雰囲気を作り出していました。

 

劇中でアンハサウェイが着ている服や髪型はどれも真似したくなるぐらい可愛かったですよ!シンプルで女の子らしい花柄のワンピースなどは、昔のフランス映画を想起させるような素敵さがありました。実際に映画の舞台にはフランスも含まれています。

f:id:kanoesaori:20160509205650j:plain

 全体としては特別突出して素晴らしい点があったわけではない…ですが、キャラクターのファッションや心情の描き方、演出はとても美しかったです。 

f:id:kanoesaori:20160509210103j:plain

 ちなみに・・・監督のロネ・シェルフィグはデンマーク出身の女性監督で、彼女の他の監督作品17歳の肖像は見たことがあったのですが結構テイストが違いますね!でも画面の可愛いレトロな雰囲気は確かに似ていたかもしれません。さらにちなみにですがデンマーク出身の女性監督というと私はスサンネ・ビアが大好きです!!近いうちに何かオススメの映画を紹介したいと思います。

今年初の半袖

先日ものすごく暖かかった日に、ついに半袖の服を着ました。

 

その日着たのは去年買ったお気に入りのワンピースです。ニットで編またワンピースなのですが転写されたようなリアルなお花畑の柄になっています。

ワンピース全体がお花畑の風景画のようになっていてとても可愛いんです。柄物大好き!

f:id:kanoesaori:20160509215101p:plain

でも実は去年選択した時に縮んでしまい、ゆったりしたシルエットだったのにタイトなシルエットになってしまってたんです。

去年は泣くほどがっかりしてそれ以来着ていなかったのですが、今年また着てみたらタイトでも良い感じでした。

 

去年は夏の終わりに買ったのであまり着れなかったから今年はいっぱい着たいな〜〜。

カーディガンも去年買ったお気に入りのテープヤーンのグレージュのワンピースです。シンプルな服装もすごく好きだけど、やっぱり変な質感だったり見たことのない柄だったりするものに惹かれてしまって、全身柄柄になってしまいがちです。。

 

おまけ

最近セルフネイルをするのがマイブームです。これは少し前にしていたネイル。のレンガ色のネイル(SMELLY 253)の上に白いホログラムのネイル(MAYBELLINE)を重ねました。一緒に住んでるリンちゃんが考案してくれたデザインです。気に入ってたのでまたしたいな〜〜。

f:id:kanoesaori:20160509215127p:plain

 

【映画絵日記】ズートピア

先日ディズニーの新作、ズートピアを見てきました!

 

ズートピア ★★★★☆

監督 Rich Moore / Byron Howard

声優  Ginnifer Michelle Goodwin / Jason Bateman

 

ストーリーも演出も、音楽も、さすがディズニー!とっても面白かったです。文句無しのクオリティでいつ見ても後悔したことありません。

 

ズートピアは、動物達を使って私達が生きる現代社会を描き出しているドラマです。ディズニーお得意の「冒険」「友情」といったテーマももちろんありますが、今回のズートピアはそれ以上に社会的なテーマが大きく扱われていました。

 

ストーリー

主人公のウサギのジュディは田舎のにんじん農家出身の女の子。人一倍努力家の彼女はみんなからの反対や偏見を押しのけて自分の力で初のうさぎ警官になります。しかし警官になったはものの、小さくて弱いうさぎに警官なんて務まらない!という偏見からまともな仕事を貰えません。しかしあるとき、大きな事件を取り扱うチャンスを与えられたジュディは、48時間という制限時間の中で事件の解決を目指す・・・!ジュディは無事事件を解決できるのか??そしてその事件とは?

 

 偏見に負けない主人公のジュディ

ズートピアは日本のCMだと「動物達の楽園」と表現されていますが、ズートピアとはつまり日本で言う東京、アメリカで言うニューヨークといった大都市を指します。夢を追う動物(人)が夢を叶える為に田舎を離れズートピアという大都会にやってくるのです。ジュディもその中の1人。

ズートピアは私達が生きる社会を、そのまま動物に置き換えた物語です。物語の中でジュディたちは社会的な偏見や差別にぶつかります。うさぎだから警官なんて出来ない。ジュディはそういった壁を努力で超えていく勇敢な人物です。そしてズートピアという都市は私達の今と同じ、偏見を跳ね返そうという人々のことを応援している都市です。ジュディは初のうさぎ警官としてズートピアから大歓迎されます。しかし、ズートピアから歓迎されていても、実際の職場は偏見にまみれ、だれもジュディを皆と同じ警官扱いしてはくれません。しかし人間社会で言うパワハラに屈しない強い心を持ったジュディは、つかんだチャンスを何としてでも離しません。上司から課せられた48時間というあり得ない制限時間付きの捜査を開始するのです。

 

ズートピアに描かれているもの

ズートピアは差別や偏見を超えよう!自由になろう!という社会の一方的な側面だけを描いている作品ではありません。差別に打ち勝って夢を叶えようとするウサギのジュディの周りで描かれているのは、もっと複雑なこと。差別する側、される側の単純な構造だけではありません。

ズートピアの中で私がもっとも感動したのは、ズートピアの中に描かれた「被害者が加害者になる瞬間」です。偏見や差別はいけない、被害者はとても苦しみます。でも、差別や偏見というキーワードに対して敏感になっている都市では、被害者に対して過保護になりすぎるところ、あるいは被害者が過剰に敏感になってしまうということが私達の世界でもあると思います。「今差別された」「これは偏見だ」被害者の主張が強くなりすぎるといつの間にか被害者と加害者が逆転している。被害者だったはずの弱者が、「差別」「偏見」という言葉を振りかざして加害者を攻撃し始める。

 

差別や偏見はいけない、と気づき始めた大都市(ズートピア)の中で次に起きた問題は、被害者だったはずの弱い動物達(偏見を持たれていた人達)が、今度は差別や偏見を理由に加害者を傷つけ始めるとう新たな社会問題だったのです。

 

ディズニーは、キュートな動物に私達を置き換えて、今まさに私達の社会で起きている問題を提起してくれています。すばらしい映画でした。ディズニーはいつも時代時代にあった物語を提供してくれますが、ズートピアはとくにそういった色が強い作品だったと思います。

 

みどころ!

物語以外の見所は綺麗な映像もそうですが、映像の中で緻密に描かれた動物達の社会システム!が魅力でした!体の大きさも特色も多様性がある動物達が私達と同じような社会生活をおくれるように、ズートピアの中にはいろ〜〜んな工夫が施されています!小動物用の扉があったり、キリンさん用の背の高いスタンドが合ったり、ディズニーの遊び心が満載の、ズートピアという町にも是非注目してほしいです!

 

それからもう一つ、私の一押しポイントはキツネのニック!!!です。

先日お友達と銀座のクリエイションギャラリーG8で行われていたダムキーパー展を見て来たのですが、、ダムキーパーに出てくるキツネくんといい、ズートピアのニックといい、最近キツネが本当に!イケメン!めろめろです。是非キツネのニックのイケメン具合を見に行ってみてください。(ダムキーパーもとってもすばらしいですよ!)

f:id:kanoesaori:20160508104324j:plain

引っ越しました 鹿江さおり

 

ドタバタと荷物をまとめて旅行に行くみたいに、あっという間に引っ越しをしました。あんなに苦労して作った段ボールの山も、引っ越し屋さんによってものの5分で全て放り出されしまったし、荷造りは1週間かかったけど荷解きは2日で終わってしまった。

 

まさか絶対にかなわないと思っていた学生の間の一人暮らしというしょうもない夢が、友達と2人でのルームシェアという形で実現しました。

部屋が広いところも、窓だらけなところも、この家の全部がすごく気に入っています。女の子同士のルームシェアというとネガティブな意見が多いけど、良いバランス感覚を持って生活したいなと思っています。

 

 

          f:id:kanoesaori:20160426132310j:plain

 大好きだった近所のベランダともお別れ